不動産を売却された方、確定申告の準備は進んでいますか?
2025年に不動産を売却された方は、2026年2月16日〜3月15日に確定申告が必要です。
この記事では、不動産売却後の確定申告について、必要書類から節税のポイントまで詳しく解説します。
確定申告が必要なケース
不動産を売却して利益(譲渡所得)が出た場合、確定申告が必要です。
譲渡所得は以下の計算式で求められます。
譲渡所得 = 売却価格 −(取得費 + 譲渡費用)
例えば、3,000万円で購入したマンションを4,000万円で売却し、仲介手数料などの費用が150万円かかった場合:
4,000万円 −(3,000万円 + 150万円)= 850万円の譲渡所得
この850万円に対して税金がかかります。
知らないと損する「3つの特例」
不動産売却には、大幅に節税できる特例があります。条件に当てはまれば、税金がゼロになることも。
① 3,000万円特別控除
マイホーム(居住用財産)を売却した場合、譲渡所得から最大3,000万円を控除できます。
先ほどの例では、譲渡所得850万円から3,000万円を控除できるため、税金はゼロになります。
📌 適用条件
- 自分が住んでいた家であること
- 住まなくなった日から3年を経過する年の12月31日までに売却
- 売却先が親族でないこと
- 前年・前々年にこの特例を受けていないこと
② 所有期間による税率の違い
不動産の所有期間によって、税率が大きく変わります。
| 所有期間 | 区分 | 税率 |
|---|---|---|
| 5年以下 | 短期譲渡所得 | 約39% |
| 5年超 | 長期譲渡所得 | 約20% |
5年を超えて所有していると、税率が約半分になります。売却のタイミングは重要です。
③ 買い替え特例
マイホームを売却して新しいマイホームを購入した場合、一定の条件を満たせば課税を繰り延べできます。
すぐに税金を払う必要がなくなるため、買い替え資金に余裕が生まれます。
必要書類チェックリスト
確定申告に必要な書類を事前に準備しておきましょう。
📋 必要書類一覧
【売却時の書類】
- 売買契約書(コピー)
- 登記事項証明書
- 仲介手数料の領収書
- 固定資産税の精算書
【取得時の書類】
- 購入時の売買契約書(コピー)
- 購入時の仲介手数料の領収書
- リフォーム費用の領収書(あれば)
【その他】
- 本人確認書類(マイナンバーカードなど)
- 振込先の口座情報
⚠️ 注意:取得時の契約書がない場合、取得費が売却価格の5%として計算され、税金が高くなる可能性があります。書類は必ず探しておきましょう。
申告期限と届け出先
📅 申告期限
2026年2月16日(月)〜 3月15日(日)
届け出先は、お住まいの地域を管轄する税務署です。
申告方法は以下の3つから選べます。
- e-Tax(電子申告):自宅からオンラインで申告
- 税務署への持参:直接窓口に提出
- 郵送:申告書を郵送で提出
まとめ
不動産売却後の確定申告のポイントをまとめます。
- 2025年に売却した方は、2026年2月16日〜3月15日に申告が必要
- 3,000万円特別控除で税金がゼロになる可能性あり
- 所有5年超なら税率が約半分に
- 必要書類は早めに準備しておく
確定申告についてお困りの方へ
「書類が見つからない」「特例が使えるか分からない」など、お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
当社では提携税理士のご紹介も可能です。
